透明素材に印刷された色は、インクの性質から透けた仕上がり(カラーセロハン似)になります。
白インクの下地印刷(白引き)により、インクの透けをやわらげることができます。
白インク使用の場合は、場合によっては機械や版の数が変更になりますのでご相談下さい。
■白引き印刷について
金/銀素材に印刷された色は、インクの性質からメタリックな色(金属的な色)になります。
特に金素材に関しましては、金色の地色がインクにうっすら透けて見える為、黄色っぽく見えることがあります。
白インクの下地印刷(白引き)により、メタリックな色になるのを防ぐ事ができます。
光沢のある金色の印刷は通常印刷(CMYKフルカラー印刷)では表現ができません。
以下の加工方法で表現しています。
①金・銀箔押し加工
専用の「版」を作成し、金色、銀色のフィルムを熱圧着しています。
光沢感がありますが高価なものになります。
②金・銀インク
「金」や「銀」の特色インクを使用した印刷です。
インクですので、光沢の無い鈍い色での表現になります。
③金・銀素材にベタ印刷 抜き文字
金や銀の素材にベタ印刷し、金銀表現をしたい文字箇所をインクのせない抜き文字として表現します。
④CMYKフルカラー表現(擬似金)
CMYK4色で表現しますので、黄色や黄土色になります。光沢はありません。
上質紙・クラフト紙・和紙は素材表面が粗い為、印刷された色は部分的にかすれた仕上がりになります。